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着物大事典
着物を着てみたいと思っても、「いつ着ればよいのかわからない」という理由から断念してしまったことがある人も多いでしょう。また、着物といえば式典などのフォーマルな場で着るものというイメージを持つ人も多いかもしれませんが、日常でも着ることができる機会はたくさんあります。
今回は、着物を着ることができるおすすめのシーンや、観光・街歩きでの着こなし方、晴れの日の着物の活用方法などをご紹介します。ぜひ着物ライフを楽しみましょう。
フォーマルな場ではよく見かける着物ですが、普段の暮らしのなかでも気軽に着ている人も少なくありません。意外にも着物を着ることができる機会はたくさんあるのです。まずは主な着用シーンから見ていきましょう。
・1. 成人式
未婚の女性が着物を着る機会として、まず思い浮かぶのは成人式ではないでしょうか。現在も多くの女性が振袖姿で参加する傾向にありますが、成人式をきっかけにして着物への興味を持つというケースもあります。
なお、2022年から成人年齢が引き下げとなり、18歳で成人と認められるようになりましたが、1月に行われることが多い成人式は受験シーズンとも重なるなどの課題もありますので、成人年齢が引き下がっても「成年の集い」として20歳の年に式典を行うケースが増えることが予想されています。ひときわ華やかにできるイベントですから、ぜひ着物を着用してみてはいかがでしょうか。
・2. 結婚式、結納、お見合い
結婚式や結納式の参列、お見合いなどの着物には振袖がおすすめです。未婚の女性が着用する着物とされ、格式の高い場に適しています。結婚式や結納式などのお祝いの席では華やかに、お見合いの席ならば上品な装いにと、その場に合う着こなしがよいでしょう。
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・3. 入学式、卒業式
大学などの卒業式では、女性が振袖と袴というスタイルで出席するケースが多いでしょう。もし、成人式のときに振袖を揃えている場合は流用することもできますし、小振袖と袴、ブーツを合わせて現代的な着こなしをするのもおすすめです。
また、お子様の入学式や卒業式で着物を着用する保護者の人も少なくありません。控えめな着物でもさりげない華やかさがありますので、卒業を祝う場には適しているでしょう。例えば、何人かのお子様の卒業式や入学式が重なり、同じ着物を着なければならない場合でも帯や小物使いによって印象を変えることができます。そのようなコーディネート次第で、さまざまなシーンにも適用できるのは着物の魅力の一つです。
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・4. 七五三、お宮参り
七五三やお宮参りなど、お子様の節目のイベントでは親子で着物を着用するケースも多いでしょう。お子様とのコーディネートを楽しめることはもちろんですが、多少の体形の変化があってもサイズを気にせずに着られるのが着物のメリットです。また、七五三などで記念に家族写真を撮る場合でも、華やかな印象の着物は写真映えもします。
・5. 初詣、お正月
初詣やお正月も代表的な着物を着る機会として挙げられます。特に初詣は、地域差などもありますが着物姿の人も多い傾向がありますので、着物を着るハードルも一段と下がります。例えば、初詣のデートに振袖を着用していつもと違った雰囲気を演出するのもおすすめですし、お正月のおめでたい雰囲気とも相性がよいですから、気軽にチャレンジしてみましょう。
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・6. お茶会
正式なお茶会では、着物の着用が基本となります。お祝いのためのお茶会なども多いですが、控えめな装いが相応しく、柄が少ない訪問着や付け下げ、色無地を着用するのが一般的ですが、小紋(こもん)を着用してもよい場合もあります。そのお茶会の目的や雰囲気に合わせて着こなすことをおすすめします。
・7. 観劇、歌舞伎、能楽鑑賞
観劇や歌舞伎、能楽鑑賞などの場には、着物がよく似合います。多くの場合は、小紋や紬(つむぎ)などのカジュアルな装いとなります。長時間着用することになりますから、普段から着慣れている着物を選ぶことをおすすめします。
・8. 観光、街歩き
観光地で着物を着ている女性を見かける機会も多くなりました。近年は外国人の着物姿も珍しくありません。いつもと違う雰囲気を演出するには着物はぴったりのアイテムとなりますので、友人同士やカップル、家族などでも着物を着てのお出かけをおすすめします。
なお、着物は幾重にも重ね着して帯で締め付けるというイメージがあるかもしれませんが、街歩きなどに向いているカジュアルな着物も数多くあります。ぜひ、お好みの柄や小物を見つけて気軽に着物のおしゃれをお楽しみください。
・9. お稽古事
お花、舞踊、お茶、お香、習字などのお稽古事でも、小紋や紬などの普段着使いの着物がよく似合います。洋装とは異なる所作が身に付き、お稽古事もより一層楽しめるでしょう。なお、普段のお稽古では着物が汚れる心配もありますので、自宅の洗濯機でも簡単に洗える着物を選ぶのもよいでしょう。
観光や街歩きで着物を着る人は、年齢や性別に関係なく増えています。今、どのような着こなしが人気なのかを見てみましょう。
・カップルで着物姿
観光地ではもちろん、普段の街歩きでもいつもと違った雰囲気で過ごしたいならカップルでの着物姿が人気です。
男性はより凛々しくたくましく、女性はよりやさしく嫋やか(たおやか)な雰囲気に映るのが着物姿の不思議な力です。また、着物は体形カバーもできますので、肌が露出しやすい季節でも気にせず着用できます。
もし、カップルで着用する場合は、二人揃ってのコーディネートが大切です。並んでもしっくりと似合い、お互いの肌色や好みに合う着こなしのご提案ならVASARAにお任せください。
・個性的な着こなしの着物姿
友人との街歩きには、一味違う個性的な着こなしはいかがでしょうか。例えば、レトロ柄で写真映えする着こなしや、襟元や袖口にレースをあしらう気崩しスタイルなど、かわいい着物スタイルなどが根強い人気です。ぜひ、レトロモダンやプレミアムな着物を取り揃えたVASARAにご相談ください。今しかできない着物の楽しみ方をぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
晴れの日には、ぜひ日本の美意識が詰まった着物を着用してみてはいかがでしょうか。どのような着こなし方がおすすめなのかをご紹介します。
・振袖は結婚式や結納にも
未婚女性の第一礼装である振袖は、大切な記念となるイベントに適した着物です。成人式はもちろんですが、結婚式や結納の参列などの特別な場でも、華やかさが際立つ振袖は日本女性が持つ独自の美しさを表現してくれるでしょう。振袖は帯の結び方で印象も変わりますので、帯揚げや帯締めのアレンジも楽しみながら、写真映えする着こなしをおすすめします。
・付け下げで軽いフォーマルな席にも対応
少しだけ着物の格を上げて着用したい場合は、付け下げがおすすめです。振袖や訪問着よりも気軽に着用できて、ある程度の格式もありますので、お食事会や軽いフォーマルな席でも活躍します。そのような席では、フォーマル向きの帯でお太鼓結びというシンプルな装いがよいでしょう。
付け下げについては、こちらも合わせてご確認ください。
着物の「付け下げ」と「訪問着」はどう見分ける?着用できるシーンもご紹介
今回は、着物を着用するのにおすすめのシーンを中心にご紹介しました。着物は特別な日だけに着用するわけではなく、意外にも着られる機会は多いはずです。晴れの日はもちろん、観光や街歩きなど日常のなかでも、いつもと気分を変えて積極的にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
VASARAでは、シーンに合わせた豊富な着物をご用意しております。皆さんの着物ライフをより楽しみいただけるようにさまざまなプランなどもご用意しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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