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着物大事典
京都観光では京都駅からあまり離れない巡り方もあるのですが、挑戦してみてほしいのが金閣寺へのルートなんです。小学校のころ、社会の教科書に載っていたので見覚えのある方が多いのではないでしょうか。京都駅からは少し離れていて、電車とバスを乗り継いで35分ほど。しかし、その美しさには足を運ぶ価値が必ずあります。今回は着物を着ての金閣寺観光ルートをご紹介いたします。
VASARA京都駅前店は、京都駅目の前にある着物レンタルショップです。京都駅周辺には着物レンタルショップが多くあります。電車だけでなくバスの発着場として様々な公共交通機関が集まる京都駅は京都観光のスタート地点としてぴったり場所です。ここから着物に着替えてスタートしましょう。着物レンタルと着付けがセットになって最低2900円~(ネット予約価格)。2900円の着物は無地でシンプルなデザインになっています。金閣寺は金色で華やかなのでそれに合わせたいというご希望にはスリースタープラン(ネット予約価格6900円)がオススメです。振袖柄の着物がこのプランの対象になっているんです。もちろん店舗で実際に見てみたらこっちのプランの着物のほうがいいと感じたら、予約時のプランから変更もOK!(※ダウングレードによる返金はできません)
着物が決まったらプロの着付け師がきれいに着付けをいたします。時間の目安は着物選びに約10分、着付け約20分、ヘアセット約15分で計約45分。混雑していることが十分考えられるので念のため1時間くらい余裕を持っておきましょう。
金閣寺へは京都駅から山陰本線「円町駅」まで、そこから「西ノ京円町(JR円町駅)」バス停から市営バスの「204乙」または「205乙」で「金閣寺道」まで移動します。ここまでで移動費は420円ほどです。金閣寺道についたら徒歩で約6分で金閣寺に到着します。
千年の都の華やかさを象徴する黄金に輝く舎利殿、その正式名称は鹿苑寺(ろくおんじ)といいますが、極楽浄土を表したという境内と絢爛豪華な風景、黄金色の舎利殿があまりに有名なため、金閣寺と呼ばれるようになりました。当時では珍しい3層の楼閣に加えて、建立者である足利義満の意向によって金箔でおおわれた舎利殿、水面に映りまるで鏡のように反射するその美しさには思わずため息がでるほどです。
金閣寺には見てほしい部分がたくさんありますので、その詳細をお教えします。
・仏殿造
3つの異なる建築様式を見事に調和させた舎利殿になっています。最上部は禅宗様式の仏殿造となっており、複雑な曲線を描く花頭窓がある。内部の壁と天井も金箔貼りになっています。ちなみに、金閣寺の頂上で輝く鳥は鳳凰、中国文化の影響を受け発達した北山文化を象徴しています。こちらももちろん金箔貼りです。
・寝殿造+書院造
初層は平安時代の貴族住宅の様式である寝殿造になっています。2層は、現代の和風住宅にも強い影響を与えている武家好みの書院造。二層間には屋根がなく、ひとまとまりになっています。
・鏡湖池
鏡湖池を中心に広がる庭園の美しさも見どころの一つです。約2000坪に及ぶ池は海を表していて、大商多数の島が設けられた池泉回遊式庭園になっています。
この美しい金閣寺へ着物で訪れれば、写真映えする写真が撮れること間違いありません。
拝観料 400円
金閣寺からほど近い場所に龍安寺(りょうあんじ)と仁和寺(にんなじ)があります。こちらも世界遺産として有名なスポットですので、合わせて観光してみてはいかがでしょうか。
・龍安寺(拝観料500円)
村町時代創建、臨済宗妙心寺派の寺院です。白砂を敷き詰めた中に大小の石が15個配置された簡素な石庭は禅の悟りの境地を表現しています。
・仁和寺(拝観料500円)
国宝の金堂をはじめ、重要文化財の五重塔、仁王門など、見どころがいっぱいの仁和寺。春の季節は御室桜の美しさも見逃せません。
仁和寺まで進むと、「御室仁和寺」というバス停があり、市営バス26に乗って、金閣寺へ向かうときに利用した西ノ京円町(JR円町駅)まで戻ることができます。そこから京都駅まで戻って着物を返却して終了です。
いかがでしたか?着物での金閣寺への観光ルートをご紹介いたしました。全体として3~4時間ほどで散策が終わるので、日帰りでの観光もできます。もしくは、1泊されるのであれば嵐山まで電車で向かって、夜ライトに照らされた竹林や嵐山駅に並び立つキモノフォレストをご覧になって翌日返却にいらしていただくのもいいですね。どのルートを利用するにもピッタリの京都駅にある着物レンタルVASARA京都駅店をご活用いただければと思います。
着物レンタルVASARA京都駅前店についてはこちらをご確認ください↓
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