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着物大事典
岡山では、日本三大奇祭の一つであるはだか祭りがおこなわれているのはご存知ですか?観光地として岡山県には見たくなる祭りや美味しい逸品もあるのです。普段よりおめかしして行きたいと思ったものがあれば、ぜひ着物で見に行かれてはいかがでしょうか。今回は有名なお祭り「はだか祭り」と岡山の美味しい逸品を合わせてご紹介いたします。
国の重要無形民俗文化財に「はだか祭り」とも呼ばれ、日本三大奇祭としても全国的に有名な西大寺会陽。裸祭りは、天下の奇祭として広く知られていますが、その歴史は遠く奈良時代に始まっています。東大寺良弁(ろうべん)僧正の高弟、実忠(じっちゅう)上人が創始した修正会即ち新年の大祈祷を開山の安隆上人が伝え、毎年旧正月元日より14日の間厳修されていました。永正7年(1510年)忠阿(ちゅうあ)上人の時、修正会の結願の日参詣の信者に守護札を出したところ、これを戴く者は福が得られると希望者が続出し、やむなく参詣者の頭上に投与したので奪い合いとなりました。そこで、身体の自由を得るために裸となり、無垢の信仰心は水垢離となり、遂に修正会と不離一体の今日の会陽の形が成り立ったと伝えられています。近年は2月中旬の厳冬の深夜、西大寺観音院の本堂御福窓(ごふくまど)から投下される2本の宝木(しんぎ)をめぐり、約10,000人のまわしを締めた裸の男たちが激しい争奪戦を繰り広げます。その様子は、圧巻で勇壮そのもの。この宝木を取った者は、福男と呼ばれ、福が得られると言われています。( 山陽新聞などにも掲載されます。)男の祭り、とされる西大寺会陽ですが、女性の姿もあります。午後7時ごろ、白衣をまとった一団が西大寺境内の垢離取場(こりとりば)に姿を見せ、つかの間の静寂に冷水に入り大願成就を念じ、水垢離をする。また祭りの開始を告げる「会陽太鼓」の打ち手は全て女性である。心の炎を燃やして男たちを鼓舞する「炎祷」と「龍神」の2曲を交互に演奏します。これから始まる男たちの裸祭りに祈りを捧げます。
開催地 金陵山 西大寺
日本、〒704-8116 岡山県岡山市東区西大寺中3丁目8−8 TEL 086-942-2058
岡山の美味しい一品
1800年頃、製鉄で財を成した千屋村の豪農、太田辰五郎によって品種改良された黒毛和種が『千屋牛』です。千屋牛は、飼育頭数が少なく岡山以外ではあまり食べることができない希少なブランド牛です。指定販売店のみで購入、堪能していただくことが出来ます。倉敷駅周辺にも取り扱い店があります。
千屋牛振興会 〒718-8530 岡山県新見市高尾2423 TEL 0867-72-3079
明治時代を代表するジャーナリストで美咲町出身の岸田吟香が『たまごかけごはん』を愛好し、日本に広めた説がある事と美咲町に西日本最大級の養鶏場があることから『食堂かめっち』で新鮮なたまごを使ったTKG(たまごかけごはん)の食べ放題の販売が始まりました。
食堂かめっち 〒709-3717 岡山県久米郡美咲町原田2155 TEL 0868-66-1123
営業時間 9:00~17:00
古い旅館を改装した風情ある構え。名物「たかきびめん」と、「千屋牛」や「ままかり」といった郷土料理を味わうことの出来るお店です。ここでしか手に入らないお土産も要チェックです。
倉敷市本町6-21 TEL086-427-0122
10:30~15:00(OS14:30)
17:00~21:00(OS20:30)
地元の食材を使ったメニューにこだわり、「しあわせプリン」や「たまごかけごはん」が人気メニュー。ドリンクは桃ジュースや地ビールなどもご用意しています。
営業時間11:00~その日の商品がなくなるまで。およそ16:00〜17:00に営業終了。
岡山県倉敷市本町2-15 TEL:086-426-1180
岡山県内の美味しい物が美観地区にも集まっていますので、倉敷美観地区でゆっくりとお過ごしください。
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