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着物大事典
着物といっても、その中にはいくつか種類があります。花火大会など夏に着る着物は「浴衣」。普段着としても着れて、観光などで外国人の方も気軽に着れる着物は「小紋」。成人式などで利用される「振袖」。そして結婚や授与式などフォーマルな場面で利用されるのが「訪問着」です。銀座は格式高い場所が多いため、訪問着を着られる方が多くいらっしゃいます。そこで、訪問着の特徴や注意する点、着こなし方などをご紹介いたします。
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訪問着はフォーマルな場面で多く利用される着物です。フォーマルな場面というと、成人式などで着る振袖を想像される方が多いと思いますが、振袖は年齢制限と結婚の有無で利用できなくなってしまうんです。振袖は25歳前後まで、さらに結婚されていない方が着るものとされています。逆に訪問着は既婚であろうが、90代の方であろうが関係なく利用できる着物なんです。
着物の核の部分でいうと、留袖の次に格の高い着物です。正式なものでいうと「準礼装」または「略礼装」にあたります。訪問着とよく似た付け下げという着物があります。そちらとの違いは、付け下げは縫い目にかからないように模様が分割されて配置されています。訪問着は逆に、「絵羽模様」という肩から胸、袖にかけてまるで一つの絵のように模様が縫い目をまたいで描かれているという違いがあります。仕立てと手間の部分で訪問着の方が格上、付け下げの方が訪問着よりやや下という形になります。
具体的に訪問着はどんな場面で利用するのかというと、友人から結婚式やパーティーに招待されたとき、お茶会、お宮参り、七五三、入学式、卒業式など行事には幅広く利用できるようになっています。結婚式などならゴールドやシルバーなどがあしらわれた訪問着、入学式などには淡いパステルカラー系の訪問着が良いとされています。
そして、銀座ではホステスの方も「訪問着」を利用しています。
若い方は柄があって、全体的に色合いの明るいもの、年齢を重ねた方なら落ち着いた色合いで柄が裾にまとまっているものというのが年齢にあっていて素敵に見えます。
入学式や卒業式、七五三にお宮参りなどお子様が主役となって着物を着る機会には訪問着を着ていくとぴったり。しかし、あくまでお子様が主役なため主張しすぎる色合いの訪問着は好まれないとされています。また、訪問着を購入される場合は季節を選ばない色柄を選ぶ必要があります。そこでオススメなのは着物レンタル。レンタルなら毎回用途に合わせて自由に選べるのでオススメなんです。お子様の着物も合わせてレンタルできるのでぜひご利用ください。
着物の基本を守って着つけることがまず重要です。帯を緩めたりするとだらしなく見えますし、首元、襟元も緩めすぎると下品に見えてしまいます。「死装束」と呼ばれる訪問着を左前(着物を着るとき相手から見て左のおくみが上に来る着方)に着ることなども持ってのほかですが、着物レンタルなどで着付けをお願いする場合は確実に間違えることはありませんのでご安心ください。
着物を綺麗に着こなしたのであれば、髪型も綺麗にしたいですよね。ぜひヘアセットもしてみてください。ヘアセットは一般的な盛ったり巻いたりといった成人式や卒業式のようなものではなく、夜会巻きといったきっちりとしたイメージがありつつ、首元をしっかり
魅せることができるものがオススメです。
ホステスで利用する方や行事で利用する訪問着をレンタルするなら、JR有楽町駅と東京メトロ銀座線銀座駅から約5分の位置にある着物レンタルVASARA銀座三丁目店がオススメです。着物レンタルVASARAの中でも最も訪問着が多い店舗となっており、当日必要となった場合もご案内できることが多くなっています。
例えば、夜に利用する訪問着をレンタルしたいというときは17:00までに来店してレンタルと着付け、ヘアセットをして、着替えなどもそのまま店舗に預けて出発。お店自体は18;00に閉店となりますが、荷物は翌日まで無料でお預かり可能ですし、着物レンタル自体も本体料金(訪問着スタンダートの場合は9,900円)と延泊料金2,200円を頂けばご案内できますし、翌日の9:00~17:30の間にご返却いただければ問題ございません。リーズナブルで上品な訪問着を手軽にレンタルできるので、お困りの際はぜひご利用ください。
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