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着物大事典
もうすぐゴールデンウィークですね。各地でイベントが行われると思いますが、どちらへ遊びに行かれるか決まりましたか?そして、着物を着て遊びに行く予定はありますか?和風なイベントでなくとも着物を着ていけば趣があってかわいい写真を撮ることができます。外出するタイミングとしてゴールデンウィークはピッタリですので、かわいい写真を撮って拡散しましょう。今回は着物を着た時に撮りたい写真の構図をご紹介します。
そもそも着物って写真映えするものなの?
着物を含めてですが、成人式での振袖や卒業式での袴など何かしらの記念として撮影する礼装って素敵に写りますよね。着物や浴衣も普段使いの和装ですが、日常の中で和装を着ているのもレトロカワイイ、ノスタルジックなおしゃれ着として映ります。そして、普段着る機会が少なくなった着物は今や気軽にできる「コスプレ」のようなものになっています。他の人が普段着で撮影している中、着物や浴衣で写真を撮れば、周りともSNS上でも差をつけることができますよ。
春や秋など肌寒さが残る時期には、着物だけでなく羽織を着てよりかわいいものにしましょう。着物と帯はワンピースとベルトのように考えればわかりやすいと思います。カーディガンのように羽織を合わせればおしゃれに着こなせますし、エアコンでの寒さ対策にもなります。着物レンタルVASARAでは羽織を500円のオプションで追加レンタルができます。希望の際はお気軽にスタッフへお伝えください。
夏は涼しげな浴衣の季節です。浴衣はシンプルになりがちなので、小物を使ってワンポイントアクセントを加えてみてください。暑さ対策にも日傘やカンカン帽を利用すると爽やかな印象の写真が撮れます。
冬はやはり寒さとの闘いになります。着物の下にインナーやストールを使って風が通っても寒くならないように見えないところで防寒対策をしつつ、寒くなりがちな首元をもこもこのファーを巻けば冬にピッタリなふわふわコーデになります。
着物自体に大きな柄が入っていて、全身を華やかにすることができるので、背景もカラフルだと組み合わさってインスタ映えな写真が撮れるんです。普段着でいえば黒や白などが多いと思いますので、着物を着ていない方と比べればかなりの違いになります。
古い建物や神社仏閣が残るスポット、例えば浅草や川越、京都、倉敷や金沢などレトロな雰囲気が残る場所は着物にピッタリです。日本庭園の中も和の雰囲気があるため着物に合います。逆にモダンな場所というのも大正モダンな写真が撮れるためオススメです。
浴衣を着て自然の中で撮影すると、まるで映画やドラマのワンシーンのような写真が撮れるんです。色のコントラストによって爽やかさがアップして見えるので、普段以上におしゃれな写真になります。春の桜や秋の紅葉には袴を着て落ちていく草花と一緒に撮影すれば写真に詳しくなくてもプロ顔負けの写真になります。
着物を着ているときは、髪をアップにしている関係で首元がすっきりとして、全体的に女性らしい雰囲気が特徴として現れます。また、着物は全身のくびれを隠すように着つけられるので、スタイルに自信のない方も美しく見える衣装なんです。そんな着物をより美しく見せるポージングはどんなものがあるのか、いくつかご紹介します。
カメラから目線を外します。下を向いていれば物憂げで大人なイメージに、上を向いていれば可愛らしいフェミニンな印象が増します。首筋が見える後ろ斜めからの撮り方は色っぽく見えるので大人な印象がさらに増すんです。
全身を覆う着物はスタイルを隠すのにうってつけと説明しましたが、まっすぐに立っているだけではおしゃれとは言えません。斜め後ろを向くとヒップや帯、首元など凹凸を出すシルエットになります。この凹凸が華やかさを演出してくれるのです。女性っぽい姿の例で歌舞伎の女形があります。膝を曲げたり体をひねったりしますが、これは女性らしいラインを演出する方法の一つなんです。女形のように体をひねるとまではいかなくとも、足元だけでも凹凸を出すことで足長効果や華やかさのアップにつながります。椅子に座って斜めから撮るのも凹凸を出せていいですよ。
自撮りの角度が決まっているという方もいらっしゃると思いますが、できれば花飾りやかんざしが刺さっている方を向いて写真を撮れると着物だけでないおしゃれポイントを見せることができます。ヘアセットをする前にどちら側にしておくといいかお伝えしておけば顔の向きで困ることも少なくなります。
インスタ映えな写真が撮れるようになるにはただ着物を着るだけではちょっと物足りません。構図やポージングにこだわって素敵な写真を撮ってみてください。グループや友達とインスタ映えな写真を撮る時もぜひ共有して、インスタ映えな思い出を残してみてはいかがでしょうか。
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