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着物大事典
2019年新しい年になり、今回は見た目も可愛いく御利益もある鎌倉長谷寺のお守りを紹介します。個性豊かなお守りばかりですので、年初め新しいお守りを買うご予定の方は是非参考にしてみてください。
紫陽花の名所として知られていて、通称「紫陽花寺」と呼ばれています。北鎌倉から徒歩10分ほどで行けるので交通面でも便利です。そんな明月院には可愛いく、ユニークなお守りがたくさんあります。その中でも一番人気はいちごの形をした「願叶う守」(500円)です。語呂合わせで、いちごは数字で「1,5」いちごは「15」と読むので、「じゅう(十)ぶんに、良いご(五)利益恵まれて願いが叶う」とご祈祷されたお札が収められたお守りです。また、「15」の数は「10」を超えているので、十分すぎる幸福を掴むことができるとも言われています。
明月院には、もう一ついちごの形をしたお守りがあります。紅白の紅色と白色のいちごの形をした鈴が二つ付いているタイプで、軽やかな鈴の音にも癒されます。
次は、スイカの形をした「スイカ守」です。「スイスイ運気が開ける」という願いが込められていて、「開運招福」、「身体健全」、「交通安全」の御利益があります。
てんとう虫の形をした「てんとう虫守」もあります。てんとう虫は、漢字で表すと天道虫になります。天道(てんどう)に守られて「開運招福」、転倒(てんとう)防止で「交通安全」、点取り虫で「学業成就」など様々な御利益があります。
厄除けのお守りはころっとした栗の形をしている「くり守」があります。長谷寺で有名なお地蔵様和み地蔵の「和み地蔵守り」もあり、こちらはやすらぎと幸せを招くそうです。
その優しい表情を見ているだけでも癒されます。
そのほかには、「金運」、「仕事運」でしたら金魚の形をした「金魚守」、縁結びだったら3つのハートがゆらゆら揺れて可愛い「縁結び守り」、「みがわり鈴」は降り掛かってきた災いの身代わりとなり割れてくれる土鈴です。鈴が割れてしまった時は災いや危険を回避してくれた証です。土鈴が割れるまでは、素朴で優しい鈴の音色を楽しむことが出来ます。このように長谷寺だけでも様々なお守りがあるので自分にぴったりなお守りやお土産にもいかがでしょうか。
お守りの効果は基本的に1年くらいを目安にしてください。初詣の時期などに新しいお守りを買い、古いものはお寺に返納することが多いです。ですが、お守りに期限はないとおっしゃる神主さんもいらっしゃいますので、自分の願いが叶ったタイミングで返納することもあります。あくまで1年は目安なので、1年以上たつと効果がなくなるということではありません。1年ごとに新しいお守りを持つことで、新たな気持ちで前進していくことが大事だと思います。ただし、安産祈願・合格祈願・良縁祈願などの場合は、その願いが叶ったタイミングで返納することが良いとされています。返納場所は基本的にそのお守りを買った神社やお寺が良いとされていますが、遠方などの理由により同じ場所に行けない場合は近くの神社やお寺でも大丈夫です。間違ってもゴミ箱などに捨てて処分はしないようにご注意ください。神社やお寺には「古札お守り納め所」、「古札納め箱」、「お焚き上げ」という場所や箱がありますので、そこに返却します。年末年始に神社やお寺に行くとわかりやすく掲示してあるので、初詣の時は返納のベストタイミングともいえます。
いかがでしたか?鎌倉の長谷寺だけでもこんなにも可愛いくて個性的なお守りがたくさんあります。是非ご自身にぴったりのお守りを見つけに鎌倉に遊びに来てください。その際は着物レンタルVASARAで着物を着ての散策もオススメです。このほかの神社やお寺にも様々なお守りがあります。そちらはまた後日ご紹介させていただきます。
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