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着物大事典
着物の基本形は流行に左右されず、長く着ることができます。それに、身長が低い、なで肩、スレンダー体型ではないという方にこそピッタリな服なんです。春で新しいことに挑戦してみたいという方、ぜひ着物を着てみませんか?今回は4月~6月にピッタリな着物のコーディネートをご紹介します。女性らしい所作や着物の柄に描かれている花にも詳しくなりますよ。
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4月は花見のシーズンです。桜に合わせてピンクを取り入れた着物を着てみてはいかがでしょうか。桜のメインカラーはピンクなので、着物の地の色でピンクのを選ぶというのももちろんピッタリですが、甘すぎたり可愛すぎるように感じる方も多くいらっしゃいます。そこで、着物の柄にピンクを取り入れて、メインカラーは白や水色など寒色にして春の爽やかなイメージに合わせてみてはいかがでしょうか。帯の結び方もリボンのような「文庫結び」ではなく着物レンタルVASARAのオプションの一つ「代わり結び(500円)」で帯の柄を前面に出す結び方にしてもらってもいいですね。帯の色はピンク色か水色など着物の柄色から選ぶと全体がまとまって見えて素敵になりますよ。
ヨーロッパでは春の間にテントウムシが人にとまると、その人に幸せが訪れるという言い伝えがあるんですよ。テントウムシがテーマのコーディネートはいかがでしょうか。テントウムシの色から赤・黒、ポイントで白を取り入れてみてください。例えば着物のメインカラーは黒、着物柄には赤・白・ピンクなどの春らしい軽やかな挿し色があるような着物をベースにして、帯は赤と白のストライプもしくは水玉の帯となればシックな大人かわいいコーデになりますよ。黒い帯締めや帯留を合わせてよりコンセプトから外れずにアクセントを増やすというのもいいと思います。
謝恩会や個人開催のパーティーなど何かとお呼ばれされることが多いこの時期にはシンプルかつアンティークな着物を着てみましょう。着物のメインカラーは若草色(薄い緑)にして、帯に真っ赤なバラが描かれた組み合わせをしてみてください。赤と緑は反対色。どちらも強調されていい色合いになります。また、小物で綿レースの手袋を取り入れたり、ネックレスを帯締めに通してドレッシーに着飾ったり、コサージュやブローチなどで上品にするとパーティーにピッタリな装いになります。また、ネイルもゴージャスにしてみてはいかがでしょうか。パールで上品に仕上げたり、ラインストーンをふんだんに使ってゴージャスに彩ってみたり、着物の色柄に任せるのではなく小物を使って華やかにする、シンプルながらアクセントが効いた素敵なコーディネートでパーティーにもオススメです。
雨でどんよりした日が続く6月、着物と和傘を組み合わせやすい時期でもあるんです。着物の柄は雨や川の流れのような柄を選んで、白と全体に青など寒色系の色でまとめましょう。今回の主役は帯締めにします。主役を引き立てるために帯は無地の紺色などで色合いに統一感を持たせつつ控えめなものにしましょう。帯揚げはキラキラなものを選んで華やかに。挿し色として帯揚げや半襟にピンクを使ってみてください。全体的に寒色を使っているため固い印象になってしまいがちですが、そこへピンクを入れることで柔らかさがでます。和傘はぜひ水色や紺色、ピンクが入ったものと合わせてみてくださいね。
着物レンタルVASARAで貸し出す着物は基本的にポリエステル製のものが多くなっています。雨の日でもポリエステル着物ならへっちゃらなんです。もし雨に濡れてしまってもいいように、着物のメインカラーを黒にすると汚れが目立たないですよ。柄の中に黄色や緑を入れると明るく爽やかになります。帯と半襟も明るい色にします。例えば着物柄に入れた黄色や緑色などを充てればいいですね。また、足袋は白ではなく柄物だったり紺や灰色などにするとこちらも汚れが目立ちにくくなります。黒で重たくなってしまうときは明るい色の番傘や和傘を使ってみてください。一気に明るくなりますよ。オススメは赤い番傘か黄色い和傘です。着物レンタルVASARAでは「草履カバー」という雨をよけるための透明なカバーもご用意しているので、足を濡らしたくない時はこちらを合わせて利用してみてください。
いかがでしたでしょうか。春にピッタリなコーディネート例をご紹介しました。着物は時期や天候に合わせてコーディネートを考える楽しさがあるんです。もちろん自分が好きな色を自由に組み合わせるのも楽しいですし初めての方は組み合わせを考えるよりも着物を着る楽しさを感じてほしいと思いますので、そちらもオススメです。新しいことに挑戦するのはなにかとおっくうになってしまうことも多いと思います。特に和装であればなおさらです。着物レンタルVASARAは気軽に着物を体験していただくためのお手伝いができればと考えております。ぜひ着物の挑戦をしてみてください。
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