MENU CLOSE
着物大事典
京都には、「京都ならではの文化・風習」があります。今回は「冬の風物詩」を紹介します。
事始めとは、12月13日に芸妓・舞妓さんたちが「おことうさんどす~」といいながらお世話になっている茶屋やお稽古事の師範などを訪ねて、その年一年間のお礼と新年に向けた挨拶をする風習のことです。花街では、事始めが行われた日から正月の準備に入ります。祇園甲部の舞妓・芸妓らが井上流家元を訪ねる姿が師走の風物詩になっているのです。
毎年、赤穂義士が討ち入りした12月14日に行われているお祭りです。赤穂藩筆頭家老・大石内蔵助が1701年6月から江戸に向かった1702年10月までの間、山科に移り住んだ史実にちなんで行われています。討ち入り装束に身を固めた義士に扮した行列が毘沙門堂を出発し、大石内蔵助ゆかりの岩屋寺を経由し大石神社へ向かいます。途中、「刃傷松の廊下」や「討ち入り」を再現したパフォーマンスが行われるなど、その再現度の高さに驚くこと間違いありません。岩屋寺では四十七士の木像をはじめとする遺品が公開されており、甘酒の無料配布も行われます。
元々はお釈迦様が悟りを開いたことを喜び感謝する行事です。時代を経ると、お釈迦様が悟りを開いた12月8日に大根焚きを仏前に供え、参拝者に振舞う行事に姿を変わりました。大根の味付けは寺院によって異なります。食べると諸病除けや中風除けになると言われており、健康祈願する参拝客でにぎわいます。
●まとめ
いかがでしたか。今回は京都の冬の風物詩をご紹介しました。ぜひ着物を着て、カメラを持って見学してみてはいかがでしょうか。着物レンタルを検討されている方は着物レンタルVASARAがオススメです。京都駅前店はJR京都駅八条口東口徒歩2分と移動にもオススメです。
カテゴリー
タグ