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着物大事典
浅草は着物での散策にうってつけの場所です。最近では着物レンタルを利用することで、かわいくて素敵な着物を手軽に楽しめるようになりました。
しかし、普段着物を着ない方にとっては、いざ着るときにどのようなポイントに注意して選べばよいかわからず、戸惑うことも多いでしょう。もちろん絶対的な正解はありませんが、よりおしゃれに見えるコツを知ることで、着物での散策がより楽しめるようになります。
今回は、普段着物を着る機会が少ない20代の方に向けて、おすすめの着物やコーディネート、着物レンタルの方法を紹介します。
着物の柄には古典・レトロ・レトロモダン・モダンなどさまざまな種類があり、柄によって着たときの印象も変わります。
ここでは、20代の方におすすめの古典柄とレトロ柄を紹介します。
古典柄は、日本で古くから着物に使われてきた柄です。そのため、成人式に古典柄の着物を選ぶ方も少なくありません。浅草の伝統的な雰囲気にもよく合うため、着物での浅草散策が初めての方も着やすい柄といえるでしょう。
古典柄には、さまざまな意味が込められています。例えば、人気の桜柄は「五穀豊穣」「繁栄」、手毬は「家庭円満」「良縁」、麻の葉模様は「魔除け」、華やかな牡丹は「富貴」「美しさ」などを意味しています。模様の意味を知っていると、着物選びもより楽しくなるでしょう。
基本的に着物の柄は季節に合わせて選びますが、鶴や亀、松竹梅など、縁起の良いモチーフが描かれた「吉祥文様」は着る季節を問いません。また、枝が描かれず花だけがデザインされた柄や、季節の異なる草花が描かれた柄は一年を通して着用できます。
レトロとは「懐古趣味の」「昔を懐かしむ」という意味で、伝統を重んじるというよりは、古いものを楽しむといった意味合いがあります。
着物の柄におけるレトロ柄とは、大正から昭和あたりの雰囲気を感じられる、なつかしさのある柄のことです。ドット柄や大きめのフラワープリントなど、特徴的なデザインが浅草の街並みとよく合い、写真にも美しく映えるでしょう。
個性的なデザインで着こなしが難しいと感じるかもしれませんが、大正ロマンな雰囲気を楽しみたい方はぜひチャレンジしてみましょう。
次に、20代の方におすすめの着物の色を紹介します。
「20代だからこの色は着てはいけない」などのルールはありませんが、なりたいイメージや年代によっておすすめの色は存在します。
今回は、色によって表現できるさまざまなイメージという視点でコーディネートを紹介しますので、ぜひ着物選びの参考にしてください。
明るい赤やピンク、また明度の高い原色系の着物は、華やかな雰囲気を演出できます。「せっかく着物を着るなら、いつもより華やかなコーディネートを楽しみたい」という方は挑戦してみるとよいでしょう。
優しい水色やクリーム色、薄いピンクなどの淡いパステルカラーはふんわりとかわいらしいイメージになり、透明感やはかない印象を演出できます。
人気のレース生地を使用した着物とも相性抜群で、女の子らしいキュートな着こなしをしたい方にぜひ選んでほしい色味です。
「せっかく着物を着るなら大人っぽい雰囲気に挑戦したい」という方におすすめなのが、黒や濃いワインレッドといったダークトーンの着物です。
黒は大人かっこいい色の定番で、引き締め効果も狙えます。昔から高貴な人が身に着ける色とされてきた紫も、濃い目のものを選べばエレガントで上品な印象を与えられるでしょう。柄は大ぶりの花柄を選ぶと、さらに大人かっこいいコーディネートになります。
「濃い色は似合わないけれど大人っぽいコーディネートにしたい」という方は、白の面積が多いモノトーンの着物を選べば、上品で落ち着いた雰囲気になります。
和装といえば、着物と帯のコーディネートも醍醐味の一つです。着物は帯やその他の小物との組み合わせでガラッと印象が変わります。
ここからは「センスがいい!」と思われる帯選びのポイントを4つ紹介します。
着物の柄にたくさんの色が使われている場合、帯の色は柄に使われている色のなかから選びましょう。コーディネートが派手になりすぎず統一感が出るため、着物を初めて着る方におすすめの選び方です。柄のなかで、特に目立たせたい1色を選んでください。
洋服のワントーンコーディネートのように着物と帯の色味をそろえれば、すっきりとまとまり洗練された雰囲気になります。帯揚げや飾り紐を使って差し色を入れるとコーディネートが引き締まり、ぼんやりした印象になりません。
和装では、洋服ではなかなか挑戦しづらい「柄×柄」のコーディネートに気軽に挑戦することができます。柄物同士を合わせる際には、柄の大きさの組み合わせに気を付けましょう。
大きい柄の着物には細かい柄の帯、細かい柄の着物には大きい柄の帯を合わせると、着物と帯が同化せず、バランスが取れたコーディネートになります。
柄合わせに迷ったら、無地を選ぶのがおすすめです。物足りなさを感じる場合は、帯揚げや帯留めを追加して遊び心を入れるとよいでしょう。
着物で浅草散策をするなら、手軽に着物を楽しめる着物レンタルがおすすめです。特に浅草で着物をレンタルするなら、ぜひVASARAのご利用をご検討ください。
以下から、VASARAの店舗や着物レンタルの際の流れを紹介します。
VASARAは、浅草エリアに以下の3店舗があります。
行きたいスポットや天候に合わせて、ご都合の良い店舗をお選びいただけます。
<VASARA浅草寺店>
<VASARA浅草本店>
<VASARA浅草駅前店>
ここからは、レンタルの流れを簡単に説明していきます。
1.ご予約:ご利用にあたっては、事前にWebもしくはお電話でのご予約をお願いいたします。空き状況によっては当日のご利用も可能です。
2.ご来店:ご利用当日は、予約時間より少し早めのご来店をお願いいたします。ご本人様確認のため、身分証明書を忘れずにお持ちください。着付けに必要なものは店舗にそろっておりますので、特にお持ちいただくものはありません。
3.着付け:着物を選んでいただき、着付けスタートです。スタッフが手早く着付けいたします。ヘアセットと小物選びまで完了したら、浅草散策を存分にお楽しみください。
4.返却:散策後は、最終返却時間までに店舗に着物の返却をお願いいたします。
VASARAの着物レンタルの流れの詳細については、こちらも合わせてご確認ください。
VASARAでは、着物をお楽しみいただくためのさまざまなプランをご用意しています。
いままで着物を着たことがなく着物レンタルも初めてという方には、リーズナブルで手軽に着物を楽しめる「スタンダードプラン」がおすすめです。シンプルで落ち着いたデザインの着物が多く、大人っぽい着こなしをしたい方にも満足していただけるでしょう。
「せっかく和装をするなら華やかなデザインの着物を楽しみたい」という方におすすめなのが「ワンスタープラン」です。カラフルで華やかな柄の着物がそろっているため、現代風の着物コーディネートを楽しみたい方にもおすすめです。
着物に難しいルールはなく、簡単なコツさえつかめばおしゃれな着こなしが可能です。普段着物を着る機会がない方も、浅草散策の際にはレンタルで気軽に着物を楽しんでみてはいかがでしょうか。
浅草にお越しの際には、VASARAの着物レンタルをぜひご利用ください。VASARAではたくさんの着物がそろっているため、きっと理想の一着が見つかるでしょう。
今回の記事を参考にして、ぜひお気に入りの着物で浅草散策を楽しんでください。
<VASARA浅草寺店>
<VASARA浅草本店>
<VASARA浅草駅前店>
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