MENU CLOSE
着物大事典
京都の世界遺産といったら何を思い浮かべますか?私の場合はやはり清水寺です。漫画やドラマ、映画などいろんな場面で登場する清水寺は修学旅行生や国内外からの観光客など多くの参拝客が訪れる超人気のお寺です。今回は世界が認めるその魅力をもっと詳しくご紹介したいと思います。
バサラ京都駅前店は、京都エルイン(※2019年4月1日よりホテルエルシエント京都へ名称変更)の中にある着物レンタルショップです。こちらに滞在するお客様は荷物をおいてすぐに着替えて出発できる立地なのです。ここから着物に着替えて観光スタートです。着物レンタルと着付けがセットになって最低2900円~(ネット予約価格)。2900円の着物は無地でシンプルなデザインになっています。もちろんせっかくだから華やかにしたいというご希望にはスリースタープラン(ネット予約価格6900円)がオススメです。振袖柄の着物がこのプランの対象になっているんです。もちろん店舗で実際に見てみたらこっちのプランの着物のほうがいいと感じたら、予約時のプランから変更もOK!(※ダウングレードによる返金はできません)
着物が決まったらプロの着付け師がきれいに着付けをいたします。時間の目安は着物選びに約10分、着付け約20分、ヘアセット約15分で計約45分。混雑していることが十分考えられるので念のため1時間くらい余裕を持っておきましょう。
清水寺へは、京都駅から市バス100・206系統で15分。「五条坂」または「清水道」下車、その後、徒歩10分で到着します。
世界遺産に登録されている清水寺の寺名は、音羽の滝の清水に由来しています。奈良時代後期の778年に開創したといわれています。京都の街を一望できる「清水の舞台」からの眺めはまさに絶景です。朝・昼・晩の時間ごと、春夏秋冬の季節ごとに違う姿を見せてくれます。139本物巨大な柱が舞台を支える下からの景色も圧巻です。拝観料は300円(夜間特別拝観は400円)です。
清水坂をのぼった正面にそびえる仁王門から清水寺までは意外と距離があります。その間にある文化財もとてもご利益のあるものになっています。いくつかご紹介します。
・首振り地蔵
境内に入ってすぐ、善行寺本堂前にある赤い帽子をかぶったお地蔵様です。このお地蔵さまは首が回るようになっていて、願い事のある方角に首を回してお願いすると、願いを叶えてくれるそうです。例えば、ロシアのサッカーワールドカップで優勝したいとなったら北の方角に首を回して願い事をするといった形ですね。優しく回して心願成就しましょう。
・地主神社
こちらは人気の縁結び神社です。恋愛漫画や映画などで京都への修学旅行イベントがあった際には必ず話題に上がるような有名神社です。その境内には縄文時代から伝わる「恋占いの石」があり、両目をつぶったまま石から石へたどり着けたらその恋は実るといわれています。恋のご利益はここで授かりましょう。
・大黒天像
本堂外陣に鎮座する、通称「出世大黒」さまは、墨で塗りつぶしたような真っ黒な顔に大きな瞳が特徴的な像です。室町時代に誕生してから数々の出世を手助けしており、例えば、彼の天下人「豊臣秀吉」の守り神であったこともあります。出世を目指す人はぜひ拝観してください。
・濡れ手観音
微笑んでいらっしゃるような観音様は清水寺のアイドル的な存在です。なぜ濡れ手なのかというと、観音様に水をかける人に代わって水行を行ってくれる観音さまだからです。滝行や水行は体力的にかなり過酷なので、その優しさに溢れるお顔を拝むことで幸せになれるご利益があります。
・音羽の滝
音羽の滝は、1000年以上沸き続けているという清めの滝として古くから尊ばれています。この日本10大名水の一つにも挙げられるほど貴重な水は落ちる部分で三筋に分かれて落ちています。三筋それぞれにご利益があって、右から延命長寿、恋愛成就、学業成就です。滝から落ちる水をひしゃくに入れて飲むことでご利益を授かることができます。しかし、欲張ってすべての水を飲んではご利益が無くなってしまうといわれています。自身がもっとも必要だと感じるもののみお飲みください。
・ご利益を持ち帰る お守り
幸守り:千の手で人々を幸せにしてくれる清水寺のご本尊、千手観音さまのご利益を身近に感じることができます。こちらは400円で販売されています。
ミニ大黒:ぷにゅぷにゅと柔らかい触り心地が病みつきになります。そばに置くことで仕事もはかどって出世街道を突き進みましょう。こちらは350円で販売されています。
いかがでしたか?清水寺には多くの重要文化財があり、清水寺のおすすめポイントをご紹介しました。清水の舞台にだけ注目するのではなく、清水寺周辺の重要文化財にもご利益があるということを知ることで100%清水寺を楽しむことができます。着物で参拝に来た後、二年坂や三年坂、清水坂をまわるとお土産屋さんやカフェなどもたくさんありますので、そこで写真をいっぱい撮るのもいいと思います。ぜひ参考にしてください。
カテゴリー
タグ