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着物大事典
京都節分祭について皆さまにご紹介いたします。
節分といえば豆まきですね!
心の邪気や疫病、天災などを退散し、福を呼び込む節分。京都の社寺でも多彩な行事がとりおこなわれます。由緒ある社寺で邪気を払い、福を呼び込んで頂けます。
福わうち鬼はそと厳しい冬を乗り越えた後の立春(2月4日)は一年の始まりで旧暦のお正月にあたります。節分とは、季節を分けると言う意味で立春の前日が節分で今日歴の大晦日にあたります。去年の厄や災難を清める鬼を追い払う邪気払いの行事が豆まきの由来とされています。古来から季節の変わり目には鬼が入り込みやすいと言われ京都では四千近くの神社やお寺があり、それぞれに節分祭が行われています。
その中でも、御所の鬼門と裏鬼門を守る吉田神社南西の壬生寺北西の北野天満宮南東の八坂神社、南の伏見稲荷大社などが有名です。
壬生狂言 (壬生寺)
壬生寺で行われる節分祭の壬生狂言は正式には「壬生大念仏狂言」と言いセリフのないパントマイムのような無言劇です。重要無形民族文化財に指定されています。
京都では、「壬生さんのカンデンデン」と呼ばれ京都市民に親しまれてきました。
カンデンデンとは、上演中に鳴らされる鐘と太鼓の音のことで軽妙なリズム音からきています。演目は、30ありますがその中の節分という演目が節分祭に繰り返し上演して参拝客の厄除け招福祈願しています。
後家の女と鬼の駆け引きが面白いお話で最後は後家の女が鬼の嫌いな豆を撒いて追っ払うというお話です。
鬼がなんともユーモラスで面白いです。
補足ですが、後家の女の着物姿がお太鼓を前で結ばれています。
江戸時代では、帯は後ろで結ぶとは決まっていなかったようで大阪のごりょんさん「御寮人さん」は、お歯黒に帯はお太鼓で前に結ばれていたようです。
住所/京都府京都市中央区坊城通伝光寺上ル
日程:2019年2月2日(土)、3日(日)、4日(日)の3日間 9時~20時頃まで
壬生狂言公開 :2月2日(土)、3日(日)13時~20時まで
アクセス/最寄りバス停・・・壬生寺道(徒歩約3分)
節分祭 (八坂神社)
京都といえば舞妓さんですが、八坂神社ではその舞妓さんが豆まきを行います。
芸妓さん舞妓さんの舞の奉納が有りそのあと豆まきが行われます。
普段、芸妓さん舞妓さんの舞はなかなか見られないので近くで見ていただけます。
その後豆まきが行われ、鬼の家族と共に芸妓舞妓さんが豆をまかれます。鬼の家族に頭をかんでもらうと厄を払えるといわれており、無病息災のご利益があると言われています。
―予定―
午後1時
先斗町歌舞会舞踊奉納、芸妓舞妓・年男・年女による豆撒き。
午後2時
弥栄雅楽会舞楽奉納後豆撒き。
午後3時
宮川町歌舞会舞踊奉納、芸妓舞妓・年男・年女による豆撒き。
午後4時
祇園・四条の両参道商店街による豆撒き。
3日(節分祭当日)
午前11時
今様奉納、今様奉納者による豆撒き。
午後1時
祇園甲部歌舞会舞踊奉納、芸妓舞妓・年男・年女による豆撒き。
午後2時
祇園太鼓・祇園獅子舞太鼓・獅子舞奉納、奉納者による豆撒き。
午後3時
祇園東歌舞会舞踊奉納、芸妓舞妓・年男・年女による豆撒き。
午後4時
祇園・四条の両参道商店街による豆撒き。
住所/京都府京都市東山区祇園町北側625番地
2月2日、3日には八坂神社境内(舞殿)で豆撒きを行います。
四花街による舞踊奉納も行われ、節分行事に華をそえていただいております。
【福引き期間】2月2日~3日
【引き換時間】午前10時~午後5時
※景品抽選会は両日ともに行います。
アクセス/京阪祇園四条駅より徒歩で約5分
阪急河原町駅より徒歩で約8分
JR京都駅より車で約15分
JR京都駅より市バス206番祇園下車すぐ
節分祭(吉田神社)
吉田神社では、毎年50万人もの参拝者が訪れます。
節分祭の主な行事には、疫神祭、追儺式、火炉祭の3つがあり、露店も約800店ほど立ち並ぶそうです。
主役は赤・青・黄が登場しますと、三匹の鬼たちは見物客を威嚇してまわります。
お子さんの中には泣いてしまう子もいるくらい迫力満点の威嚇です。
住所/京都府京都市左京区吉田神楽岡町30電車
日程/吉田神社の節分祭の2019年の日程は2月2日~4日で、毎年節分前後の3日間
アクセス/京阪電車 京阪本線「出町柳駅」より 徒歩 約20分
京都市バス「京大正門前」停留所より 徒歩 約5分
名神高速道路「京都東インターチェンジ」より 約20分
※節分祭の期間は、境内臨時駐車場は駐車不可のため、周辺のコインパーキングや公共交通機関を利用しましょう。
いつの時代も定番の観光スポット京都。
京都に旅行にでかけたら、お寺を巡ってお参りをして、素敵なカフェで甘いものを食べてのんびりしたいですよね。
いかがでしたでしょうか?
今回は、冬の京都節分祭を皆さまにご紹介いしました。京都初めての方はもちろん!2回目の方も是非、冬の京都いかがでしょうか?
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