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着物大事典
着物レンタルVASARA浅草寺店です!
明けましておめでとうございます!読者の皆様、今冬は気温が低めですが、風邪などひかれていませんか?VASARAでは全店舗で弱酸性次亜塩素酸水を噴霧しておりますので安心してご利用いただけますよ!今年もどうぞ宜しくお願い致します。
【お正月の麗らか新春歌舞伎】
江戸随一の繁華街として栄えてきた浅草は、現在も年中活気に満ちた東京随一の観光スポットです。オレンジ通りの一角で大きく構える浅草公会堂、2019年、平成最後の新春歌舞伎はそちらで公演を催しております。
その昔、公会堂からすぐ近くの猿若町では「江戸三座」という幕府公認の芝居小屋が立ち並んで大賑わいだったとか。明治、大正、昭和、そして平成と時代は移ろいながらも、浅草は今もショービジネスの中心地として大人気です。
戦後は浅草での歌舞伎興行が途絶えた時節もありますが、松竹が昭和55年のお正月に「浅草新春歌舞伎」と銘打って浅草での歌舞伎興行を復活させました。それ以来の公演はずっとあの浅草公会堂で催されているようです。
新春歌舞伎ですので浅草歌舞伎恒例の大人気企画「お年玉(年始ご挨拶)」など、正月らしいイベントも行っています。第一部、第二部どちらも開幕に先立って見目麗しい出演俳優の方々がご来場のお客様に向けて、年始のご挨拶をするのですが、劇中とは違った俳優さん達の自然な姿を見ることが出来ます!
しかも、その内容は……開けてみるまでわからない!?当日までのお楽しみとなっております。
次世代の歌舞伎界を背負っていく花形俳優達が一挙に顔を揃える「浅草新春歌舞伎」は若手歌舞伎俳優の登竜門とも呼ばれているそうです。39年の歴史を誇り、地元浅草では初春行事の定番としてお正月の風物詩になっています。
今年も1月20日(日)第2部において「着物で歌舞伎」イベントがあるそうです。何と劇場スタッフも全員着物姿でお客様をお迎えするのだとか、とてもワクワクしますね!
「着物で歌舞伎」の日にお着物を着て観劇に行くと、記念品の進呈があるとのこと、是非是非行ってみてくださいませ。
【情緒あふれる浅草六区通り】
浅草六区通りというのは、伝法院通りからつくばエキスプレスの浅草駅へと向かって行く100メートルくらいの短い道です。昔はロックフラワーロードと何だかかっこいい感じの名前で呼ばれていましたが、平成17年3月31日に名称を変更して現在に至るのだそうです。江戸の街並みを模する伝法院通りにがっしり繋がっているため、その雰囲気を損なわないための演出がこまごまとあります。例えば、通りの両脇の街燈には、浅草を代表する芸能人を紹介する写真と解説が設置されていて、その中には哀川翔などちょっと意外な人物の顔や名前もあったりして歩いているだけで話題には尽きません。
街燈の丁度人の目線がくるあたりに、写真の方の人となり、浅草との縁がわかる解説などが書かれています。表裏28面、今のところは計33人についての記載があり、現在も大活躍されている有名人から昭和の伝説芸人まで、今も昔も浅草を愛し盛り上げてきた彼らのパネルと解説を立ち止まって読んでみてはいかがでしょう!?お笑い芸人が大好きな皆様にはとてもオススメです。
渥美清さん、エノケン(榎本健一)さん、萩本欽一さん、コロムビア・トップさん、東八郎・東貴広さん親子、内海好江・恵子さん、由利徹さん・・・・などなど昔懐かしい面々も含めたそうそうたる顔ぶれです。
【浅草寺で行われる幸福祈願の節分会】
節分の本来の意味は、立春・立夏・立秋・立冬の4つの季節の分かれ目のことです。立春は旧暦の正月元旦と日が近いので、江戸時代以降は新年を祝うのと一緒に厄払いを行なう特別な日として、立春の前日が「節分」として定着していきました。地方によって違いはありますが、節分の日は豆まきをして悪鬼を払い、撒いた豆を年齢よりひとつ多く食べますとその年は無病息災で過ごせるといわれていますよね。
この節分の行事を江戸で大々的に行なったのは浅草寺が最初なんだそうです。現在の節分会は年男による豆まきが主な行事となっています。当日は一山の住職と、選ばれた年男たちが伝法院から本堂まで練行列を行なって、本堂東側に設けられた舞台から年男たちが豆を撒きます。浅草寺の豆まきは、「観音さまの前には鬼はいないこと」に因んで「鬼は外」とは言いません!!「千秋万歳福は内」と発声するのが正しい慣わしだそうです。
節分会では豆まきのほかに、浅草寺三大寺舞のひとつ「福聚の舞(七福神の舞)」の奉演や、浅草ゆかりの芸能人による豆まきなども行なわれ、参拝者を楽しませます。
正月明けから節分まで除災招福の切り紙の「節分・立春札」、ご希望のご信徒には「福豆」も授与されます。
興味のある方は是非行ってみて下さい。
縁起良く嬉し楽しいイベントが盛り沢山な浅草を着物で満喫しちゃいましょう!
皆さまのお越しを心よりお待ちしております!
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