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着物大事典
花火大会のシーズンがもうすぐ始まりますね。花火大会には浴衣を着て出かける方も多いと思いますが、その時の持ち物といえば何が思いつきますか?普段の格好とは違う為ポケットに入れるなんてこともできないので事前の準備が重要になります。今回は、花火大会の時に必要な持ち物をご紹介します。あれがないこれ忘れたということがあって、せっかくの花火大会が残念なことにならないように、素敵な花火大会にしてほしいと思います。
普段着であれば、アウターだったりリュックなどで物を入れるスペースを確保できるんですが、浴衣となると少し様相が異なります。まず、浴衣には「ポケットがありません」。入れられるものとしては「カゴバック」などになるため、メイク道具や貴重品、携帯などを入れたらカゴバックはいっぱいになってしまいます。別途男性に袋で持ってもらったりするといいかもしれませんね。お願いするときもただ「荷物もって」と頼むのではなくて、「浴衣を着ると持ち物が持てないから荷物もってほしい」とお願いすると相手も浴衣を着てもらえるならと快く了承してくれると思いますよ。
花火大会では立ち歩きながら観るものと、土手や芝生で座って観れるものと大きく分けられます。まずは歩いて観るときの必要なものをご紹介します。
タオル・ハンカチ
タオルとハンカチは食事前やトイレの後に手を洗ったときに使ったり、汗を拭いたりするときに使います。夜だからといって油断するとじわじわと蒸し暑い熱気がつらく感じることが多いので、しっかり準備しておきましょう。彼女と行くのであれば彼女の分も持ってあげると優しいと思いますよ。
ティッシュ・ウェットティッシュ
地面に座るということで手が汚れたり、食べ物も一緒に食べるのであればべたべたになった手をふくときに使えます。細かいところですが不快感を減らすためのポイントです。
絆創膏
浴衣を着ていく方の必須アイテムになります。下駄を履きなれていないため親指の付け根やかかとに靴擦れが起きてしまいます。それを防ぐためにも予防で貼っておくのもいいですし、もし痛くなってしまったときにスッと絆創膏を差し出せるように準備してあげましょう。
団扇・扇子
浴衣でなくとも持っておきたいアイテムです。暑い夏の夜、爽やかな風が通り抜けるとは限りません。暑さ対策に一つ二つ持っておくと便利ですよ。帯の所に団扇をはさんでおくのも風流です。最近では電池式の手持ち扇風機もありますので、そちらを代用してもいいと思います。
飲み物・食べ物
花火大会は1~2時間その場にいることになります。水分補給を怠ると脱水症状になって倒れてしまうこともあります。細かな水分補給のためにペットボトル飲料を用意しておくのが大事です。また小腹が空くこともあると思います。つまみやすいお菓子や飴など傷みにくい食べ物を用意しておくといいですよ。大人の方はお酒やつまみを持っていくのもいいですね。
ビニール袋
花火大会会場は、基本的にごみは持ち帰る必要があります。飲み物や食べ物のごみを入れるビニール袋を用意しておくと近くにゴミ捨て場がないときやもしあっても人が多すぎて利用できない時などは便利です。
虫よけグッズ
屋外に長時間いるため懸念されるのが虫刺されです。浴衣を着ているときは特に足首や手首などが刺されやすくなります。事前に虫よけスプレーを塗っておいたり、「置くだけベープ」など設置できるタイプの虫よけグッズを持っておく気配りが大事です。
携帯の充電器
花火大会が始まる前までは場所取りで移動もなかなかできなくなってしまって携帯をよく利用したりします。また、集合前に携帯で連絡を取り合って電池の消耗も多いと思いますので、一つ持っておくと帰りまで安心です。
上記の歩いて観れるときに必要なものに加えて、他のものが必要になります。下記の2つが重要になってくるので忘れないようにしてください。(もちろんコンビニなどでも販売していますが、かなり割高になります。)
レジャーシート
土手や芝生で観るのであれば確実に必須となります。他の人との場所取りの関係もあり、大きすぎると周りの迷惑になってしまいます。人数に合わせたレジャーシートを用意することが大事です。シンプルすぎるブルーシートなどは雰囲気に合わないので避ける方が無難です。
クッション
直接地面に座ると砂利や石のせいでお尻が痛くなる可能性が高いです。レジャーシートで満足せずに用意してあげると気づかいができる人として高評価を得られますよ。
普段のデートでも持っていた方がいいものが結構ありますよね。花火大会に浮かれることなくしっかり気配りできてこそのイベントです。素敵な夏の思い出を作ってくださいね。
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