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着物大事典
2016年頃から徐々に広がってきた着物レンタルサービス。1945年以降約70年の間、戦争後に呉服屋が激減したことや女性の社会進出が進んできたことを背景に着物を着る女性がこの70年の間に一時激減しました。日本で着物を着る文化が薄れていく中で、海外では浴衣や着物を伝統民族衣装として大切に愛され受け継がれていました。2013年に2020年東京オリンピック開催が決定し、そこから「日本文化」をコンテンツ化する動きが強まり2016年頃から「着物」を伝統民族衣装としてではなくファッションとして発信される動きが強まっています。
若者に取り入れやすい値段と着付の小紋からブームはおこり、2018年春頃から徐々に訪問着やお太鼓で着物コーデを楽しむ20-40代女性が増えてきました。二次会やパーティーなどのライフセレモニーの装いとして取り入れる方や、茶道・華道・観劇などの日本文化体験観光にも着物を取り入られる方が増えています。
ペール(Pale)=英語で“淡い”“青白い”という意味を持ちます。ペールカラーの色を取り入れると、「優しい・やわらかい・淡い・薄い・爽やか・フェミニン・キュート」といった印象をつくります。「ペールカラー」は「白っぽくて青みがかった澄んだ淡い色」や「シャーベットカラー」と覚えましょう。
礼装の場合は、園遊会や午前から午後にかけての式典、目上の方が多く集まる会合、小学校の入学式や入園式におすすめです。
小紋などのカジュアルな着物の場合は、デートや双子コーデで街歩きをするシーンで人気です。そのほかにも、ホテルブッフェやアフタヌーンティー、ディズニーリゾートなどのテーマパークなどで好まれます。
着る人に明るい印象を与えるイエローは、今年ぜひ挑戦してほしいカラー。イエローが苦手な人でもマスタードイエローやレモンイエローだと大人の女性も挑戦しやすいです。
なかなか挑戦しずらいグリーンですが、ペールトーンのグリーンを差し色に選ぶとこなれ感もでてオシャレ度が増します♪
清涼感のあるミントブルーがブルーカラーの中でも特におすすめです。定番のネイビーはレトロ感を演出するのが人気です。
あらゆる年代の女性に人気のパープル。今年はラベンダー系に人気が高まっています。上品な印象を与えるパープルをベースに、苦手な人でも合わせやすい『ピンクパープル』『ラベンダーピンク』を小物や柄から取り入れるとよいですよ♪
また2018年より継続して引き続き『グレー』『モノトーン』も人気です。
柄としては2018年から徐々に人気が高まってきた古典柄・レトロモダン柄が今年も人気です。古典柄やレトロモダンは小物などでアレンジの幅が広がりやすいので、おしゃれな人は古典柄の着物をベースに小物でアレンジして着物でのオシャレを楽しんじゃいましょう!
帯揚とは帯の結び目が下がらないように、後ろから前へ回して締める布のことを指し、帯枕を使わない帯結びの場合でも帯や着物のアクセントや差し色として使うと着物コーデの幅が広がります。着物コーデのアレンジ小物として素材や色柄がすでにたくさんあり、結び方によっても雰囲気がガラッと変わるので、着物を着るシーンにあわせて新しいコーデを発見するのも楽しめます。
江戸時代の人気歌舞伎役者が着崩れを抑止するために使用したのがルーツとされており、明治時代になって廃刀令が出た時にそれまで日本刀の鞘(さや)に装着する組紐が使われるようになったと言われています。時代によって使われ方が進化している帯締めは最近ではビーズなどの飾りをを紐にとおしてアクセントにしたり、浴衣にもあわせて目線を腰に集めることで足長効果になるアクセントとして人気です。
SNSが流行し、アプリの拡充が進んだことで他撮りよりも自撮りをすることが増えたことで顔周りをより華やかにしたり印象的にしたりできる半衿のアレンジコーデが人気です。付け方も、わざわざ縫わなくても布用両面テープなどを使うと簡単に装着ができ手軽に取り入れることができます。すっきり小顔に見せたいときは濃いめの色柄を選んだり、やわらかい雰囲気にしたい場合はパステルカラーやレースを取り入れたりします。
色柄がはっきりしていて、目鼻立ちがくっきりしている女性は華やかに。目鼻立ちがあっさりしている女性はお顔のトーンがワントーン明るくなり健康的な表情に引き立てます。どなたでも似合う着物が揃っているので初めて着物を楽しむ方には、ハズレなしのファッションカジュアル着物からスタートしてみるのがおすすめです。
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