MENU CLOSE
着物大事典
着物や帯、羽織、長襦袢などの和装類は、とかく汚れやすいものです。しかし、ちょっとした心づかいで汚れを防ぐこともでき、手入れのしかたや、保存のしかたによって長持ちもします。着物レンタルの場合は保険が付帯させられる場合は付帯させておいた方が安心して観光などを楽しめるのでオススメです。
きものを着る前に.…きものを着るときは、あらかじめ紙などを敷き、その上に着物や帯などを広げます。また、きものを着る前には必ず手を洗っておきましょう。
食事のときの心得・・・・・・懐紙、ティッシュペーパー、ハンカチーフなどを忘れないようにしましょう。ハンカチーフはナプキンがわりにもなる大きめのものを一枚加えておきます。また、しみをつけてしまった場合の応急処置用として、小さなビニール袋
に、水を浸したガーゼを入れておくのも一案でしょう。
きものは外出から戻ったらすぐに手入れをすることが大切で
す。きものはハンガーにかけて、半日ほど風通しのよいところにおきます。湿気をとりのぞいてから、全体に軽くブラシをかけて表面についているほこりを払い出します。和服用のブラシは、毛の細目の上質のものを使います。
きものは着用中に不用意にしみを付けてしまうことがしばしばあります。しみは、局部的な汚れであって、その種類によっては日時が経過すること、しみついてとれなくなるものもあるので、すみやかに取り除くことが大切です。
しみをそのままにしておくと見た目にきたないばかりでなく、虫害のもとになったり変質して繊維をいためたりします。しみは一般的には洗たくによって取り除きますが、きもののように全体を洗うことが出来にくい場合などにはしみぬきを行ないます。
家庭でできるのは木綿、ウール、化学繊維などです。絹のものは必ずシミを付けた日とシミの種類を明示して専門家に依頼するようにしてください。
ぬるま湯でまず洗ってみます。こぼしてからすぐの場合はこれで大抵取れますが、取れない時はアンモニア2%液、硝酸1%液、酢酸2%液で洗ってみましょう。それでも落ちないときは最後は漂白剤を使います。
ソースをこぼした直後であればぬるま湯でまずは落ちるか試します。落ちない場合は白砂糖を少し足すと落ちやすくなります。緊急の場合は塩を塗り付けておくと変質しないでシミになりづらく汚れが落ちやすくなります。
ぬるま湯で試しに洗ってみます。それでも落ちない場合はアンモニア2%液か硼砂(ほうしゃ)2%液で洗います。アンモニア2%液の代替は乾しイカを煮出した熱い汁で洗います。
アルコールまたはアンモニア液で洗います。お値打ちのワインだと着色されている場合もあり逆にアルコールやアンモニア液で洗うとしみが残ってしまうためワインをこぼしたら触らず可能な限りクリーニングに出すことをお勧めします。
醤油に同じ
ぬるま湯にアンモニアを数滴入れ混ぜたもので落とします
ぬるま湯だけではたいていは落ちるし、白か色の丈夫な木綿であれば固形石鹸液で落ちます。
脂肪分の多い魚や肉の煮汁をこぼした場合は揮発油で先に脂肪分をとっておきます。
紅茶や日本茶などは御飯のおも湯で洗ったり、グリセリンを少し塗り、ぬるま湯で洗う。
大抵は水、固形石鹸液、アルコール+アンモニア液、大根のおろし汁、応急の倍は唾液の中の酵素でタンパク質を溶解するので唾液で溶解する。一度お湯に通すと抜く方法が泣いため要注意
口紅:絹の場合は石鹸2%液またはアンモニア0.5%液でたたきます。
サインペン:揮発油またはアンモニア液
墨汁:乾いている状態で揉み落とし、そのあとぬるま湯ですすぎます。ごはんの粒を練った乗りを使っても落ちます。
カテゴリー
タグ